今回も、中年以降に起こる肩痛のひとつ、「腱板断裂」のお話をします。

肩の腱が切れることで、痛みや動かしづらさが出たのが腱板断裂です。「腱」といえば、みなさんが馴染みやすいのは、ふくらはぎからかかとに伸びるアキレス腱ではないでしょうか?

アキレス腱が切れたとき、よく言われるのが「『バチッ』という音が聞こえた」「ふくらはぎを棒でたたかれたような感じがして、その場で立っていられずしゃがみこんでしまった」など。

 

明らかな異変のため、アキレス腱を切った人はすぐに病院を訪れます。アキレス腱は足首の後ろの皮膚の下に透けて見えますし、

足首の後ろでピンと張った筋がなくなり断裂部分がペコンとへこむので診断も簡単です。

一方、「肩の腱が切れた!」と思って病院に来る人は極めてまれです。

切れた瞬間を自覚しづらいだけでなく、腱板断裂のせいで痛くて動かしづらいのに、その症状を「五十肩」だと思い込み、長期間、様子を見ていたという人はたくさんいます。

さらに最終的に腱板断裂と診断がついた患者さんでも、これまで病院で「五十肩」と診断されてきたという人もたびたび見受けます。

 

肩の腱とアキレス腱、同じ腱の断裂でも、だいぶ様相が違いますね。

前回お話ししたように、肩の腱板は、肩の奥底に隠れて位置するので、見たり触ったりが難しい。骨ではないのでレントゲンに映らず、

腱板が断裂していても頑張れば意外とバンザイまでできてしまう。

なんともまぎらわしい特徴がそろっている上、良くも悪くも「五十肩」という言葉は誰しも使っているため、よく分からないときにはとりあえず「五十肩」としておけば

患者さんが納得してしまう傾向があります。結果、正しい診断までに時間がかかってしまうのです。

リオクリニックは2024年川崎市多摩区生田に開院いたしました整形外科クリニックです。

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上記内容は、月刊ゲンダイで当院院長安井Drが執筆していたコラム 「五十肩を徹底解剖する」から引用しております

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/health/353496/2#goog_rewarded

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